M4900C 簡易取扱説明書

M4900C概要 M4900C事前の準備

手順[1]

M4900C(上部コネクタ)とプローブ(探触子)をケーブルで接続する。

事前準備-手順1
M4900C測定

手順[2] NORM(標準モード)

現在の温度による導電率

※20℃以外の環境下では「COMP」側で使用してください。

 

電源スイッチを「NORM」へスライドし電源を入れる。プローブを測定する面に垂直に当てる。

※浮き上がっていないか確認してください。

 

導電率値が表示される。

測定-手順2

手順[3] COMP(温度補正モード)

「温度補正ダイヤル」を回して温度に合わせる。

測定-手順3

手順[4]

プローブを測定する面に垂直に当てる。導電率値が表示される。

測定-手順4
M4900Cその他

手順[5] 充電

ディスプレイに小数点が複数表示される。電源スイッチを「OFF」にする。

その他-手順5

手順[6] 充電

本体横の充電コネクタとバッテリーチャージャーを接続する。
バッテリーチャージャーのプラグをACコンセントに差し込む。

その他-手順6

手順[7] プローブ取外し

「PUSH」部分を押しながら、真っ直ぐに引き抜きます。

その他-手順7
M4900C注意点

注意点 ※測定対象物の形状や測定位置により、誤差がでる場合があります

1プローブの周囲約10mm以内に他の金属物が近づいたり、測定物に形状の変化が有ると、誤差の原因となります。

2測定領域には、30mmφより広くて安定した平面が必要です。

31.3mmより薄い材料の場合は精度の低下に注意が必要です。

4プローブは測定物に垂直に当ててください。測定物とプローブの間が、0.6mm以上傾いたり浮き上がったりしていると、導電率の測定精度が0.5%以上に悪化してしまいます。

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