PX-7 簡易取扱説明書

 

手順[1]

PX-7(上部コネクタ)と探触子(トランスデューサー)をケーブルで接続する。

PX-7(上部コネクタ)と探触子(トランスデューサー)をケーブルで接続する。

手順[2]

「ON/OFF」キーを押し電源を入れる。

※何も操作しないでいると、約5分で自動的に電源が切れます。

「ON/OFF」キーを押し電源を入れる。

測定準備(零点調整・音速の校正) ※より正しい測定値を測る為に調整を行ってください。

 

手順[3]測定モード設定

測定物に合わせ、測定モードを設定する。「▲」キーを押す度切り替わる。

【Auto】:通常使用 【PLAS】:プラスチック 【E-E】:薄物やコーティング上 【I-E】:比較的厚いもの

測定物に合わせ、測定モードを設定する。「▲」キーを押す度切り替わる。   【Auto】:通常使用 【PLAS】:プラスチック 【E-E】:薄物やコーティング上 【I-E】:比較的厚いもの

 

手順[4]音速の校正(キャリブレーション)

※[A][B]いずれかで校正を行ってください。

手順[4-A-1]

測定物と同じ材質で厚さが既知のテストピースを準備する。
テストピースに接触媒質(カプラント)を少量塗布し、トランスデューサーを接触させる。

測定物と同じ材質で厚さが既知のテストピースを準備する。  テストピースに接触媒質(カプラント)を少量塗布し、トランスデューサーを接触させる。

手順[4-A-2]

バーグラフが最大になっていることを確認し、「CAL」キーを押す。
「▲▼」キーで(既知の)テストピースの厚さに合わせる。

バーグラフが最大になっていることを確認し、「CAL」キーを押す。  「▲▼」キーで(既知の)テストピースの厚さに合わせる。

手順[4-A-3]

「CAL」キーを押して厚さを確定する。実際の音速が表示される。「CAL」キーを押す。

「CAL」キーを押して厚さを確定する。実際の音速が表示される。「CAL」キーを押す。

※[A][B]いずれかで校正を行ってください。

※テストピースが無い場合はこの方法を使用

 

手順[4-B-1]

「CAL」キーを押す。厚さが表示される。そのまま「CAL」キーを押す。
(条件により音速画面が直接表示される場合もある。)

「CAL」キーを押す。厚さが表示される。そのまま「CAL」キーを押す。 (条件により音速画面が直接表示される場合もある。)

手順[4-B-2]

現在の音速が表示される。「▲▼」キーで 材料の音速を直接入力する。

※音速一覧表は 6.音速一覧表 を参照

現在の音速が表示される。「▲▼」キーで 材料の音速を直接入力する。

手順[4-B-3]

「CAL」キーを押し、確定する。測定画面になる。

「CAL」キーを押し、確定する。測定画面になる。

手順[5]

測定物に接触媒質(カプラント)を少量塗布する。

測定物に接触媒質(カプラント)を少量塗布する。

手順[6]

(音速の校正と同様に)バーグラフが最大になる様にトランスデューサーを接触させ、測定を行う。

(音速の校正と同様に)バーグラフが最大になる様にトランスデューサーを接触させ、測定を行う。

バックライト

バックライトキーを押す度「AUTO/ON/OFF」が切り替わり、LCDディスプレイを明るくできる。

作業環境によってお選びください。

バックライトキーを押す度「AUTO/ON/OFF」が切り替わり、LCDディスプレイを明るくできる。

表示単位

「IN/MM」キーを押す度「IN(インチ)」と「MM(ミリ)」の単位が切り替わる。

「IN/MM」キーを押す度「IN(インチ)」と「MM(ミリ)」の単位が切り替わる。

アラーム設定

LEDでの警告[1]

下限値と上限値を設定しその範囲を離脱した場合、LED(赤)で警告。「ALARM」キーを押す。緑LED点灯。

下限値と上限値を設定しその範囲を離脱した場合、LED(赤)で警告。「ALARM」キーを押す。緑LED点灯。

LEDでの警告[2]

「▲▼」キーで 下限値を設定する。「SEND」キーで確定する。

「▲▼」キーで 下限値を設定する。「SEND」キーで確定する。

LEDでの警告[3]

次に「▲▼」キーで上限値を設定する。

次に「▲▼」キーで上限値を設定する。

LEDでの警告[4]

「SEND」キーで確定する。測定画面になる。

「SEND」キーで確定する。測定画面になる。

LEDでの警告解除

緑のLEDが点灯している状態で「ALRM」キーを押す。 緑LEDが消灯しアラームモードが解除される。

緑のLEDが点灯している状態で「ALRM」キーを押す。 緑LEDが消灯しアラームモードが解除される。

ブザーでの警告

電源OFFの状態で1「ALRM」キーを押しながら2「ON/OFF」キーを押す。
12を押す度「beep(ブザー)」の「ON/OFF」が切り替わる。

電源OFFの状態で?「ALRM」キーを押しながら?「ON/OFF」キーを押す。  ?+?を押す度「beep(ブザー)」の「ON/OFF」が切り替わる。

スキャンモード

連続測定を行って最小の厚さのみを表示したい場合は「SCAN」キーを押す。
1秒間に8回更新され、トランスデューサーを離すと最小値が表示される。

 

差分モード

基準値を設定し、測定値とその基準値との差を表示します。

ON:「DIFF」キーを押し「▲▼」キーで基準となる厚さを入力する。「SEND」キーを押して確定する。

基準値との差が「+/−」記号と共に表示される。

OFF:「DIFF」キーを押す。「+/−」記号が消え、差分モードが解除される。

各材質の音速一覧表

材質 音速
アルミニウム 6.350
5,920
ステンレス 5,664
鋳物 4,572
プレキシガラス 2,692
ポリ塩化ビニル 2,388
ポリエステル 2,337
ポリウレタン 1,778

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