商品情報
ハンディ光沢計(グロスチェッカー) IG-320
光沢に対する曖昧な識別を、明確に数値化する機器です。
光沢度とは、物の表面に光を当てたときの反射の程度を表す量です。
ウォーミングアップ不要のワンタッチ校正により、サンプル測定部をあてるだけで光沢値をリアルタイムに表示。誰でも、簡単に操作できます。
用途
あらゆるところで活躍
- 塗料・インキの品質管理
品質検査や屋外暴露試験、調色や光沢検査など - 塗装面の検査や診断
車輌、船舶、航空機、橋梁、鉄骨、鉄塔、屋外広告物などの塗装面外観や、洗浄、ワックス塗布の検査および劣化診断など - 印刷物関係のチェック
ニス塗布工程の美粧特性評価(ラミネート加工、エンドレス加工など)
乾燥工程後の表面の継時変化・均一性評価
用紙表面のチェックなど - プラスチック成形物の外観検査
樹脂成形品の外観検査や耐候性試験の評価 - 建築材料や仕上げの検査
ホーロー、サッシ、床材、石材、タイル、木工品、家具などの製造工程における外観チェック、完成品検査、現場仕上げチェック - その他あらゆるチェック
フィルム、テープ、ゴム、皮革などの品質検査や外観チェック
特長
数値化(光沢度)による最大の説得力
人間の目の識別力は、残念ながらあいまいで個人差もあります。
特にモノの光沢については、識別はもちろん記憶や伝達表現もほとんど無力に等しく、感じというあいまいな認識になってしまいます。
このような不確定な認識が、商品の生産や販売で、しばしばトラブルの原因になります。
光沢を数値化することで、あいまいさを解消し、品質管理はもちろんユーザ説得の大きな力となります。
高精度(±0.5%F.S)の測定機能(測定原理)を搭載
周囲の明るさや色の影響を受けにくい近赤外線をパルス発光し、レンズにより並行光として測定面を照射します。
測定面からの反射光をレンズで受光器に集光しますが、反射光の中で鏡面反射方向の光だけを受光するように受光器前面にスリットを設けています。
受光器の出力をプリアンプで帯域増幅し、整流して、光沢度に変換し、光沢値として表示します。
仕様
光学系 | 入射角60° 一受光角60° |
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測定面積 | 12×6mm 楕円 |
光源 | LED(波長880nm) |
光源寿命 | 半永久的 |
受光部 | SPD(シリコンフォトダイオード) |
測定範囲 | 0~100.0 |
表示範囲 | 0~199.9(分解能0.1) |
再現性 | ±0.5%F.S. ±1digit以内 |
電源 | 操作用乾電池DC9V 6F22(マンガン乾電池) または6LR61(アルカリ乾電池) メモリ用リチウム電池DC3V CR-2025 |
連続使用可能時間 | 15時間以上(6F22マンガン乾電池の時) |
使用温度範囲 | 0~40℃ |
寸法 | 78(W)×189(D)×58(H)mm |
質量 | 約400g(電池内蔵時) |
付加機能 | 表示ホールド バッテリーアラーム オーバーレンジ表示 自動校正 データメモリ(MAX99個)内蔵 平均値演算 オートパワーオフ キー確認音 |
オプション | 校正証明書 |
※オプション品は別料金設定となります。